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鞄や小物に欠かせない部品たち

2017.02.08


鞄や小物をつくる脇役

バッグや小物には、革や布の他にも、主に金属製やプラスチック製の部品が多く使用されます。ここでは、それぞれのパーツの特徴を紹介します。

パーツの特徴

■口金(くちがね)
ダレスバッグや、がま口タイプの財布やポシェットなどの口枠。サイズ、機能、形状はさまざまです。

■鋲(びょう)
リベット、カシメとも呼ばれます。主にバッグのハンドルやベルトの付け根など、革どうしをしっかりと留める場合に使用されます。レザーアイテムの飾りとして使われる場合もあります。

■底鋲(そこびょう)
鞄の底に取り付けられている金具。鞄を床に置いたときにが汚れたり傷ついたりするのを防ぎます。

■ハトメ
ハトメリングとも呼ばれます。生地に開けた穴に金属縁をつけて補強する金具で、円形で中央に穴があいています。

■ホック
ボタンホールの要らないボタン金具。オスとメスがあり、2個1セットで使用します。

■錠前(じょうまえ)、ダイヤル錠、オコシ、ヒネリ
バッグのかぶせなどを留める金具。鍵付きの「錠前」、ダイヤルを回して鍵の開閉をする「ダイヤル錠」、留め具を起こして開閉する「オコシ」、つまみ部分を回転させて開閉する「ヒネリ」など、形状や留め方によって呼び方が異なります。

■ファスナー
エレメント(歯の部分)、スライダー(開閉部分)、テープ(エレメントが植え付けられている部分)、止め具の4つの部分から成り、歯車のようにエレメントを噛み合わせて開閉します。

■面ファスナー
一般的にマジックテープと呼ばれています。ループ(輪状の起毛面)にフック(突起面)を合わせることで簡単に開閉ができます。

■バックル
尾錠、美錠とも呼ばれます。ショルダーベルトの長さを調整したり、ショルダーベルトやハンドルを鞄本体につなぐ役割をします。

■ナスカン、手カン、Dカン
ショルダーベルトやハンドルを鞄本体につなぐ際に使用されます。フック金具の一部を開閉して着脱できる「ナスカン」、持ち手を接続する「手カン」、アルファベットのD形の「Dカン」など、用途や形状によって呼び方が異なります。

■鎖(チェーン)
ハンドバッグやパスケースなどの持ち手や、鞄などの装飾に使用されます。

 

北千住からJR常磐線で、3駅の日暮里の繊維街にいくと ベルトやバッグの上記のような部品が売っていて、見るだけでも楽しいですよ。