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歴史にかかわった運命のカバン

2016.08.05


 

「アドルフ・ヒトラー」といえば史上最も名高い独裁者として知られています。彼が何度かの暗殺未遂事件に遭遇している中で、最も危機的だった1944年に立案された暗殺・クーデター計画があります。

ドイツを破滅から救おうと参加した軍の上級将校たちは、大本営である「ヴォルフスシャンツェ」に爆弾を仕掛けることを計画しました。1944年7月20日の午後、爆弾入り鞄をヒトラーの足元に置くことに成功し、数分後に予通り炸裂しました。しかし、ヒトラーは軽症に留まり、クーデター計画も頓座してしまうことに…。ヒトラーの直近にいたブラントがテーブルの脇に鞄を置きなおしたことで、威力が半減したのです。

その後の歴史は、私達が知っている通りのものですが、1945年5月、それに伴う降伏が早まっていたら歴史が大きく異なっていたでしょう。あの日置かれた鞄は、大きく歴史を変えていたかもしれない「運命のカバン」なのです。

歴史をたどってみれば、「運命のかばん」や「企みのカバン」が見つかるかもしれませんね。そんなワクワク感あります。