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食用菊—阿房宮(あぼうきゅう)~週末に訪れた八戸の実家からもらってきました

2013.11.04


kiku-食用菊

kiku-食用菊


東京では、お刺身の彩りに小さい黄色の菊の花がそえられていますが、八戸ではおなじみの食材で、近所からのおすそわけがあり、日持ちがしないので、ゆでて水分を絞って1度に使いきれる量に小分けをして冷凍したものをもらってかえりました。菊は初めてではないのですが、お花の状態もらったものを、はなびらをとって冷凍してということがはじめてでしたので投稿しました。

私は、お豆腐と菊の花のお味噌汁しか作ったことがありませんが、サツマイモと菊の花のお味噌汁、酢の物、めんつゆをかけて食べると良いそうです。また、今回は折角なので花の名前も調べてみたところ、食用菊として日本で一般的な2種のうちの1種で、阿房宮(あぼうきゅう)という黄色の小輪種で八重咲、花で食べる他に刺身のつまや飾りにも使われる青森県八戸市の特産の菊だそうです。この阿房宮(あぼうきゅう)という名は、菊をめでていた秦の始皇帝が建てた大宮殿の名からきているそうです。もう一種は、延命楽という銭湯のような名ですが、山形県では「もってのほか」「もって菊」、新潟県では「かきのもと」と呼ばれる薄めの赤紫色の中輪種・八重咲で、やはり酢の物などに使われるようです。ちなみに食用菊の全国シェア1位は山形県のようです。