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目々澤鞄ブログ

カテゴリー: バッグ・財布の基礎知識

アルカン ニュートラルグレー革素材について

2017.05.28

 

アルカン ニュートラルグレーの商品についてですが、表面に白い斑点が現れている商品がございます。

アルカン ニュートラルグレーシリーズ

こちらの商品はイタリア、サンタクローチェのタンナー社の二次加工レザーで作られたものになります。
牛キャップの吟面にミラー箔を施し、金細工のような型押しをしたレザーをさらにワックスで“白汚し”をすることで、あたかも何年も時を経たヴィンテージの風合いに仕上げています。使う程にそのワックスが馴染んで光沢が生まれ、自分だけの一品に育っていきます。付属革には、国産のオイルレザーを用いてその輝きを引き立たせます。
不良品というわけではございませんので、ご了承ください。

 

鞄や小物に欠かせない部品たち

2017.02.08

鞄や小物をつくる脇役

バッグや小物には、革や布の他にも、主に金属製やプラスチック製の部品が多く使用されます。ここでは、それぞれのパーツの特徴を紹介します。

パーツの特徴

■口金(くちがね)
ダレスバッグや、がま口タイプの財布やポシェットなどの口枠。サイズ、機能、形状はさまざまです。

■鋲(びょう)
リベット、カシメとも呼ばれます。主にバッグのハンドルやベルトの付け根など、革どうしをしっかりと留める場合に使用されます。レザーアイテムの飾りとして使われる場合もあります。

■底鋲(そこびょう)
鞄の底に取り付けられている金具。鞄を床に置いたときにが汚れたり傷ついたりするのを防ぎます。

■ハトメ
ハトメリングとも呼ばれます。生地に開けた穴に金属縁をつけて補強する金具で、円形で中央に穴があいています。

■ホック
ボタンホールの要らないボタン金具。オスとメスがあり、2個1セットで使用します。

■錠前(じょうまえ)、ダイヤル錠、オコシ、ヒネリ
バッグのかぶせなどを留める金具。鍵付きの「錠前」、ダイヤルを回して鍵の開閉をする「ダイヤル錠」、留め具を起こして開閉する「オコシ」、つまみ部分を回転させて開閉する「ヒネリ」など、形状や留め方によって呼び方が異なります。

■ファスナー
エレメント(歯の部分)、スライダー(開閉部分)、テープ(エレメントが植え付けられている部分)、止め具の4つの部分から成り、歯車のようにエレメントを噛み合わせて開閉します。

■面ファスナー
一般的にマジックテープと呼ばれています。ループ(輪状の起毛面)にフック(突起面)を合わせることで簡単に開閉ができます。

■バックル
尾錠、美錠とも呼ばれます。ショルダーベルトの長さを調整したり、ショルダーベルトやハンドルを鞄本体につなぐ役割をします。

■ナスカン、手カン、Dカン
ショルダーベルトやハンドルを鞄本体につなぐ際に使用されます。フック金具の一部を開閉して着脱できる「ナスカン」、持ち手を接続する「手カン」、アルファベットのD形の「Dカン」など、用途や形状によって呼び方が異なります。

■鎖(チェーン)
ハンドバッグやパスケースなどの持ち手や、鞄などの装飾に使用されます。

 

北千住からJR常磐線で、3駅の日暮里の繊維街にいくと ベルトやバッグの上記のような部品が売っていて、見るだけでも楽しいですよ。

革のお手入れ~大好きな鞄と長く付き合うために~

2017.01.25

鞄と長く付き合うための、革の種類ごとにお手入れの方法をご紹介いたします。

革鞄にとって天敵なのは湿気と汚れです。革は使い込むほど味が出ると言いますよね。しかし、お手入れを怠って酷使してはすぐに痛んでしまいます。革にたっぷりと栄養を与え、柔らかくしなやかな状態に保つことで理想的な風合いが生まれてきます。そのためには、革の材質に合わせたお手入れ方法と適切なメンテナンスグッズを活用していきましょう。

 

◆スムースレザー◆
柔らかい布でこまめに拭くことが基本です。まずはブラシでホコリをはらい、乾いた柔らかい布で乾拭きします。そして、革用のクリーム を塗り、ブラシ※で丁寧に馴染ませたら仕上げにクロスで拭き取ればなめらかでツヤのある革に仕上がります。

※馬毛のものなどがおススメ

◆起毛革◆
起毛革とは、ベロア、スエード、ヌバックなどのことを言います。ホコリや汚れがつきやすいため、ゴムタイプのブラシでブラッシングします。クリームは使えないので、仕上げは保革性のある防水スプレーを使い、栄養を与えつつ色あせや汚れを防止していきましょう。

◆エナメル◆
一般的な革よりも水に強く、汚れを落とすのは湿らせた布で拭くだけです。しかし、表面の光沢を維持するためにはエナメル専用のクリーナーで定期的なケアが必要になります。また、汚れを落とした後に専用クリームで磨き上げるとひび割れに効果的です。

◆ヌメ革◆
柔らかで味のある材質です。シミになりやすいため、防水スプレーを事前にかけておくことが重要になります。汚れはゴムタイプのクリーナーを使って落とし、ひどい雨ジミができてしまった場合は、サドルソープを適切に使用しましょう。

 

まとめると…
1、湿気対策。
使い始めに、材質にあった防水スプレーを吹きかけておきましょう。雨などで濡れてしまった場合は、すぐに乾いた布でたたくようにして水滴を吸い取り、風通しの良いところで陰干しします。

2、汚れ対策。
汚れは、カビの原因にもなります。基本的には汚れ落としのクリーナーと保革クリームを使用し、こまめなお手入れをしていきましょう。何を使うかは革の材質によって異なるので、適切なものであるかをきちんと確認しましょう。

3、長期保存。
長く使わない場合は、念入りにお手入れをしてから湿気やホコリの少ないところに保管します。紙などをつめて形を整え、購入時についてくる袋に入れておくと良いでしょう。時々取り出して、日陰で風通しすることが大切です。

※鞄にも休息が必要です。長持ちさせるためには、型崩れや痛みのもとにならないよう複数の鞄を交代で使いうのが良いですね。

 

時間とともに美しく変化する革

2016.11.08

自分だけの味わいを楽しむ

使い込むほどに深くなる飴のようなツヤと色合い、しっくりと肌に馴染む触り心地…。そんなレザーアイテムの変化を「エイジング(経年変化)」と呼びます。革は日光や皮脂などを吸収したり、革のもつ油分が馴染むことで、徐々に風合いが変化していきます。ぴかぴかの新品よりも、エイジングの進んだ革のほうが味わい深く魅力的だという人も少なくないでしょう。
エイジングの効果はヌメ革やオイルレザー、ブライドルレザーなど、タンニンなめしや染料染めの革で出やすいです。特にヌメ革はタンニンなめしのみで仕上げた「すっぴん」状態の革のため、色合いや光沢感に顕著な変化がみられます。
変化がみられるのは見た目だけではありません。革財布のカードポケットなど、最初は革が硬くてカードの出し入れがしにくくても、使い続けるうちにカードに馴染む形へと変化していきます。このような風合いや形の変化を楽しめるのは、革の大きな魅力です。

 

革のアンチエイジング

味わい深くなる経年変化とは逆に、経年劣化は避けたいもの。雑に使い続けると、乾燥して革の表面がひび割れてしまうことがあります。肌のお手入れと同じく、革製品も劣化を防ぐアンチエイジングが必要です。乾拭きやブラッシングで汚れを落とし、1~2ヶ月に1度は革専用のクリームで革に潤いを栄養を補給してください。簡単なメンテナンスをしてあげれば、大切な革製品をより長く使うことができます。
アンチエイジングを行い、天然皮革本来の美しいエイジングを楽しみましょう。

本革の代役、人工素材

2016.10.13

天然革に近い質感へ

昭和20年代以降、天然皮革の代替品として合成皮革、人工皮革が開発されました。素材の品質にムラがなく安価で扱いやすい半面、経時劣化しやすく、傷の補修が困難というデメリットもあります。

合成皮革(合皮)

合成皮革は、不織布や織物といった布地の表面に合成樹脂を塗布し型押しをして天然皮革に近い質感に仕上げた人工素材です。表層の樹脂の違いにより、ポリウレタン樹脂を使用したPUレザー、塩化ビニル樹脂を使用したPVCレザーの2種類に大きく分けられます。 PUレザーはフェイクレザーと呼ばれ、しなやかで柔らかく、本革に近い質感をしています。軽量でお手入れが簡単ですが、湿気や紫外線などで加水分解を起こすので長期間使用すると劣化して表面がぼろぼろになります。一方、PVCレザーはPUレザーよりも硬くツルツルとした質感で、汚れや水に強いという特徴があります。こちらも経時劣化により表面の樹脂コーティングが割れたり、硬くなったりします。

人工皮革

人工皮革は、人工的に本革の構造や機能を再現した素材です。ポリエステルやナイロンなどの繊維を織り込んだ不織布にポリウレタン樹脂を浸透させ、その上にポリウレタン樹脂や塩化ビニル樹脂などを塗って本革のようなデザイン加工を施すことで、より天然革に近いソフトな質感や風合いに仕上げています。通気性、耐水性、耐久性、耐摩耗性に優れていますが、長期間使用すると徐々に劣化するため、本革のようにエイジングを楽しむことはできません。

安心と信頼の証

2016.10.08

マークの意味をご存知ですか?

天然皮革製品は、厳正な審査を経て、品質の保証や、適正な手法での原料の輸入・加工などを証明するマークが発行されます。革の鞄や小物を安心してお使いいただけるように、代表的なマークについて紹介します。

 

JRA

全日本爬虫類皮革産業協同組合(全爬協、Japan Reptile Leather Industries Association)の頭文字を取ったもので、日本やアジア各国で商標登録されています。これはワニ、蛇、トカゲ、オーストリッチ等のエキゾチックレザー製品が、ワシントン条約に基づいて適正に輸入され、日本国内で製造されたことを証明するマークです。全爬協は1981年以降、該当商品にJRAのタグ、織りネーム、しおりの3点をつけて販売する事業を進めています(ベルトはタグとしおりの2点、時計バンドはシールのみ)。

 

ジャパンレザープライド

日本国内で生産された天然皮革素材のイメージアップを目的として作成されたマーク。国産の天然皮革を使用し、国内で製造されたバッグや小物などにこのマークのタグが付けられています。国産皮革の生産者としての誇りをもち社会的責任を果たすことへの意識を高め、消費者に安心を届けるマークです。

日本エコレザー

日本エコレザー基準(JES:Japan Eco Leather Standard)に適合し、「製品の製造・輸送・販売・再利用」のサイクルの中で、環境負荷の低減に配慮し、環境面への影響が少ないと認められた革材料。天然皮革、発がん性染料不使用、有害化学物質(ホルムアルデヒド、重金属、ペンタクロロフェノール、禁止アゾ染料)に関する検査済み、吸気が基準値以下、排水や廃棄物が適正に管理された工場における製造、染色摩擦堅牢度が基準値以下、という6つの条件をクリアした革製品のみ表示することができます。

 

レザーマーク

天然皮革であることを証明し、品質に対する信頼と販売促進を目的として国際タンナーズ協会が定めたマークで、一般社団法人日本タンナーズ協会がこのマークを商標登録しています。1987年以降、鞄、ハンドバッグ、靴、ベルト、手袋、衣類の6分野で、各分野に合う文字を使ったマークが使用されています。

 

 

 

マグネットホックにご注意!

2016.09.08

マグネットホックのトラブル

マグネットホックとはその名のとおり磁石の力でくっ付くホックで、マグネットボタンとも呼ばれています。ハンドバッグや財布のかぶせ部分や、鞄のポケット部分などに多く利用されています。留める際に押し込む必要がなく、スマートに開閉ができてとても便利なのですが、実はこのマグネットホックで思わぬトラブルが生じることもあります。
バッグなどのマグネットホック部分にクレジットカードやキャッシュカード、通帳の磁気テープなどが触れると、データが破損して使えなくなる場合があります。トラブルを回避するために、磁気を使用するカード類はマグネットホックから離して収納するようにしましょう。

さまざまな革の持ち味 2

2016.09.01

エキゾチックレザー

牛や馬などの革に対し、爬虫類、鳥類、魚類などの特徴的な模様をもつ革を「エキゾチックレザー」と呼ばれます。独特の雰囲気を醸し出すエキゾチックレザーの特徴について紹介します。 それぞれ特徴的な持ち味があり、カバン、財布小物など製品の趣を楽しむことが出来ます。

– カンガルー革 –

■カンガルーレザー(kangal ) 牛革(カーフスキン)とよく似ており、薄くてしなやかながら強度に優れた素材。高級皮革として扱われます。サッカーや野球のスパイクなど、スポーツシューズとして使用されることもあります。

– 鹿革 –

■ディアスキン(deer) 牝鹿の革。丈夫で柔軟性があり手触りのよい質感で、通気性が良く蒸れにくいのが特徴です。傷が付きやすいので取扱いには注意が必要です。

– 象革 –

■エレファントレザー(elephant) 輸出入の規制が厳しく特に希少価値の高い高級素材。厚みがあり耐久性・耐摩耗性に非常に優れています。独特の大きなシワや模様があり、コシのあるしなやかな質感です。

– 駱駝革 –

■ラクダ革(camel) 希少性が高く、欧州では高級素材として扱われる革。しなやかで厚みがあり、耐久性は牛革の約2倍といわれています。

– ダチョウ革 –

■オーストリッチ(ostrich) ダチョウの胴体の革。柔軟性で厚みがあり、強靭な耐久性を誇ります。羽毛を抜いた後にできる丸い突起(クイルマーク)が特徴ですが、このクイルマークがみられる部分は革の約4割と少なく大変貴重視されています。 ■オーストレッグ(ostrich leg) ダチョウの脚の革。爬虫類のうろこのような独特の模様があります。

ワニ革

■クロコダイル(crocodile) イリエワニ、シャムワニ、ナイルワニ、ニューギニアワニの革。凸凹とした独特のうろこ模様が特徴で、革の王者とも呼ばれるワニ革の中でも最上級とされます。柔らかな質感の腹ワニ、ゴツゴツとしたハードな質感の背ワニと、使用部位によって特徴が異なります。 ■アリゲーター(alligator) アメリカに生息するミシシッピワニの革。クロコダイルと比較すると少々ハリが弱いですが、主にバッグやスーツケースなどの大型製品に使用されています。こちらも高級ワニ革として扱われます。 ■カイマン(caiman) 石ワニとも呼ばれるワニ革。背中と腹のうろこは硬く、脇腹部分が素材として使用されます。クロコダイル、アリゲーターより価値は低いですが、強度があり水や傷に強い性質があります。

– 蛇革 –

■パイソン(python) ニシキヘビの革。個性的な斑紋模様が人気の素材です。連続した美しいダイヤモンド模様の「ダイヤモンドパイソン」、石垣模様の「モラレスパイソン」などがあります。

– トカゲ革 –

■リザード(lizard) リングマークトカゲ、ナイルオオトカゲなどの大型トカゲの革。細かいうろこ模様が特徴で、爬虫類革の中でも人気の高い素材です。

– 鮫革 –

■シャークスキン(shark) サメの革。強度があり耐水性に優れているので、お手入れのしやすい素材です。凸凹した網目状のシボ(しわ)がありざらついた感触ですが、使い込むほどにツヤが出てくるのが特徴です。

– エイ革 –

■スティングレイ(stingray) アカエイの革。シャグリーン、ガルーシャとも呼ばれます。傷に強く耐水性に優れており扱いやすい素材です。ガラスビーズを散りばめたような見た目で、硬くて光沢感があります。「スターマーク」と呼ばれる白い斑点をアクセントにしたデザインが人気です。 ※注釈:小動物の革をスキンといい、大きい動物の革をハイドといいます。ハイドは大判サイズで厚手で重いです。

歴史にかかわった運命のカバン

2016.08.05

 

「アドルフ・ヒトラー」といえば史上最も名高い独裁者として知られています。彼が何度かの暗殺未遂事件に遭遇している中で、最も危機的だった1944年に立案された暗殺・クーデター計画があります。

ドイツを破滅から救おうと参加した軍の上級将校たちは、大本営である「ヴォルフスシャンツェ」に爆弾を仕掛けることを計画しました。1944年7月20日の午後、爆弾入り鞄をヒトラーの足元に置くことに成功し、数分後に予通り炸裂しました。しかし、ヒトラーは軽症に留まり、クーデター計画も頓座してしまうことに…。ヒトラーの直近にいたブラントがテーブルの脇に鞄を置きなおしたことで、威力が半減したのです。

その後の歴史は、私達が知っている通りのものですが、1945年5月、それに伴う降伏が早まっていたら歴史が大きく異なっていたでしょう。あの日置かれた鞄は、大きく歴史を変えていたかもしれない「運命のカバン」なのです。

歴史をたどってみれば、「運命のかばん」や「企みのカバン」が見つかるかもしれませんね。そんなワクワク感あります。


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