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カテゴリー: バッグの選び方

バッグの耐荷重について

2017.08.14

こんにちは!  店長の目々澤です。

お盆休み期間中なので、取引先の会社さんがお休みということもあり、電話も少なめで静かです。 

今日の電話でのお問い合せ

目々澤鞄オリジナル ボストンバッグ 1412533  や レディースビジネスバッグ 1412530 の耐荷重について

何キログラムまで入れても良いか

学生さん 

教科書を沢山いれる  5kg 8kg

それを毎日使っても大丈夫かどうか

・1412533は旅行やお出かけの 着替えや小物、傘、ペットボトルなど 日用品などを入れることを想定しているので、本体は丈夫なナイロン素材なので破れたりすることはないけれども、ハンドルが合皮素材なので、3か月位は大丈夫ですが、1年もつ保証はありません。

・1412530は、ビジネスでの使用を想定しているので、本体ナイロン部分は同様に壊れることはなく、ハンドルも太く 1412533に比べれば丈夫です。ハンドルは、合皮素材なので通常の仕様でも1年以上は難しいです。そのために替えのハンドルをオプション販売しています。

と回答をいたしました。 

結局 2本ともご注文をいただきました。

TPOに合わせたフォーマルバッグ選び1

2016.09.27

 

フォーマルな場に出席するとき、どんなフォーマルバッグを持っていくべきか迷ったことはありませんか?
冠婚葬祭に欠かせないハンドバッグのエチケットとマナーについて、2回に分けてご紹介していきます。

 

入園・入学式のハンドバッグ

お子様だけでなく、お母様にとっても新生活のスタートとなる入園・入学式。今後お付き合いをしていく方と出会う場でもあるので、華やかで清楚な印象のバッグがぴったりです。
入学・入園式に持っていくメインバッグは、一般的な手提げタイプのフォーマルバッグが適しています。留め金具が付いていても問題ありません。

またスリッパや書類など、メインバッグに入らない荷物を入れるために、シンプルなデザインのサブバッグを用意しておくと便利です。

色はベージュ、アイボリー、薄いピンクなどの淡いカラーがオススメですが、卒業式でも使いたい場合はブラックやネイビーなどの落ち着いた色を選んでもよいでしょう。

注意したいのは、「華やか」と「派手」は意味が違うということです。スパンコールの付いた装飾華美なものや爬虫類革、ブランドロゴの主張が強いバッグなどは、フォーマルな場ではなく普段のお出かけなどに使用するものです。悪目立ちする場合があるので、フォーマルな場での使用は避けた方が無難です。

 

卒園・卒業式のハンドバッグ

卒園・卒業式は、お祝いと同時にそれぞれの進路へと旅立つ別れの場でもあります。
バッグは一般的なマナーとして、入学式同様にフォーマルバッグがオススメです。

色はブラック、ワインといったダークカラーが良いでしょう。特に、黒系のスーツを着ることが多いので、バッグの色もスーツの色と系統を合わせることによって統一感がでてビシッと決まります。落ち着いた雰囲気と上品さを意識するのがいいですね。

卒業式でもサブバッグは重宝します。シンプルなもので、服装に合わせたときに違和感のない色のものを用意しておくとよいでしょう。

もう少しオシャレな服装を楽しみたいときは、インナーの工夫、ネックレス・コサージュ等のアクセサリーで華やかにもできます。

 

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TPOに合わせたフォーマルバッグ選び2

2016.09.27

 

引き続き、TPOに合わせたフォーマルバッグ選びについてです。

今回は冠婚葬祭に欠かせないハンドバッグのエチケットとマナーについてご紹介します。

 

パーティーのハンドバッグ

パーティーはフォーマルなものからカジュアルなものまで幅広くありますが、バッグは光沢のある素材で小さめの物が一般的です。サイズは、ちょっとしたお化粧直しの道具や財布といった貴重品、ハンカチなど必要最低限のものが入る大きさのものになります。

 

◆結婚式・披露宴のハンドバッグ

色や素材はドレス、靴、ストールなどのアイテムとバランスを考えて選ぶ事が大切です。
ドレスの色にバッグを合わせたり、靴とバッグを同じ色合いにしたりすることで綺麗にまとまり、統一感がでます。黒系のドレスの場合はキラキラした素材や、カラフルな色を添えて華やかに演出するのがいいですね。
黒、ピンクベージュやゴールド、明るいグレーなど使い回しがきく色のものを一つ持っておくと便利です。また、フォーマルな場には革素材やシルク素材、サテン素材がふさわしいとされています。

大きさは、必要最低限のものが入る小ぶりな物が適しています。
クラッチタイプはフォーマルな席にぴったりで、持っているだけでスマートに見えます。その中でもチェーンや持ち手のあるタイプは両手が使えて便利ですね。

パーティーバッグに入らない荷物はサブバッグに入れましょう。式場などには多くの荷物を持ち込まないのがマナーのため、最低限の荷物をパーティーバッグに、他の荷物はサブバッグに入れて会場に到着後クロークへ預けるとよいです。

また、大きいバッグ、ファー素材やアニマル柄のバッグはマナー違反になります。ブランドバックの使用はOKですが、派手なロゴが入っていないシンプルなものにするなどの配慮が必要です。

 

お葬式のハンドバッグ

洋服に合わせて、光沢のない黒色のフォーマルバッグを使います。形は腕にかけられるタイプの小さなハンドバッグが一般的です。派手な金具がついたものやエナメル、光沢のある素材は避けましょう。

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鞄を選ぶときのポイントについて考えてみる

2016.03.15

 

人が鞄を選ぶときのポイントは何でしょう。決して「機能」だけとは限りません。

例えばランドセル。今は小学生にしか使われませんが、昔は立派な大人用の鞄であり、伊藤博文が大正天皇にランドセルを贈ったことが子供用ランドセルの起源だと言います。
ランドセルという鞄は、小学生自身が自分を子供だと思い込んでいるからこそ堂々と使えますが、中身は大人だと自覚してしまえば恥ずかしくなりランドセルを背負わなくなります。つまり、「ランドセルは子供だ」というイメージが小学生に他の鞄を選ばせています。機能の面で言えば、ランドセルは機能的で丈夫な鞄です。しかし、大人は決してランドセルを使いません。
その例として日本のランドセルは、海外では日本においての使い方・イメージとはまったく違う使われ方をしてブームになっていますよね。

同様に中高生が使う学生手提げかばんも、明治時代には大人が使っていました。「抱え鞄」と言って弁護士などの知的職業に従事する人の間で大流行し、その先生方の秘書が「鞄持ち」となりました。見習いのことをカバン持ちなどと言いますよね。鞄を持つのは青臭い書生の役目というイメージが「抱え鞄」に染み付いてしまい、結果的に学生用の鞄になってしまったのかもしれません。

 

このようなことから、鞄は「機能」というより「イメージ」によって使う人が限定されてしまうとも言えます。

大切なのは、鞄に対して2つの「イメージ」を持つことです。
鞄をどのようにどんな目的で使いたいかという「使用イメージ」と、その鞄を持つ事によって人からどのように見られたいかという「スタイルイメージ」です。鞄を選ぶ際は、このような点を自分なりに整理してみると良いですね。